施工について About construction
V2H導入までのながれ
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1.V2H機器を決定
V2H機器は特殊な装置であり、一般的には市販されていません。
また、設置する際には電力会社などへの申請が必要です。
そのため、設置は専門の施工業者に依頼し、まずは機器の種類を選定する必要があります。 -
2.現場調査・見積もり
現地(自宅)を訪れて工事費用の見積もりを行います。
その際の打ち合わせで、V2H機器の設置場所や配線のルートなどを大まかに決めていきます。 -
3.工事契約・各種申請
現場調査が終了して工事の契約を行います。
その後、V2H機器を家庭で使用するための電力申請も進めていきます。
電力系統への接続に必要な電力申請や、太陽光発電のFIT制度を利用している場合には事業計画変更の申請が必要となります。
公募中の補助金がある場合は補助金申請も進めていきます。 -
4.配管・配線工事
V2H本体から電力切替盤を経由して屋内分電盤まで配線を接続します。
配線工事中には一時的に停電が発生するため、家電などへの影響を防ぐ準備をしておきましょう。
また、電気の契約内容も確認しておくことが重要です。V2Hを利用するためには、契約のアンペア数など特定の条件が必要です。条件を満たしていない場合、工事を行ってV2Hを設置しても使用できないことがありますので、事前に電気契約を確認しておくことをお勧めします。 -
5.V2H専用のブレーカー取り付け
V2Hを設置する際には、新しいブレーカーも取り付けます。
ブレーカーは過剰な電流が流れた際にそれを制御してくれる重要な設備です。
V2H専用のブレーカーには、電力の供給先を自動的に切り替えるスイッチも付いています。 -
6.V2H機器の設置
ブレーカーの設置が完了したら、次にV2H機器の設置を行います。
V2Hを設置する場所は、事前の現地調査で決定されます。
設置場所によっては、基礎となる土台の施工が必要になることもあります。 -
7.接続工事
V2H本体の設置が完了した後は、次に本体の配線工事を行います。
この配線工事では、電気自動車から送られてくる電気がショートしないように細心の注意が払われます。
同時に、室内では分電盤の配線工事、新しいブレーカーの設置工事、そして切り替えスイッチの設置工事が行われます。 -
8.設定・動作確認
すべての工事が完了した後は、設定と動作確認を行います。
具体的には、停電を想定して電力会社からの送電を停止し、電気が正常に使用できるかどうかを確認します。動作確認が無事に終了すれば、V2Hの利用が可能となります。
V2H導入にかかる費用
ここではV2H導入にかかる費用の例をご紹介しています。
配線状況や設置場所の状況、購入する機種によっても費用が変動しますのでご参考までにご覧ください。
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V2H本体
¥521,000
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部材費用
¥255,000
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施工材料費
- 電線及び配管類等
- ¥60,000
- コンクリート基礎
- ¥40,000
- 工事費
- ¥150,000
- 申請手続き費
- ¥40,000
- 諸経費
- ¥30,000
合計 ¥ 1,560,000
※ニチコン VCG-663CN3(スタンダードモデル)を設置した場合
アフターサービス
TEPノジマでは、お客様にV2Hを安心してご利用いただくため、アフターサービスを提供しています。
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メーカー保証
機種により期間はことなりますが、2年~5年のメーカー保証がございます。
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安心工事保証
最長5年間の工事保証も付帯しておりますので、安心してご利用いただけます。